損害保険と生命保険の違い

損害保険と生命保険の違いは何かと問われた場合、最も多い回答は、生命保険は
医療に特化した保険で、損害保険は事故や怪我など医療の枠に縛られない保険であることでしょう。
保険料についても、生命保険は医療保険ですので、契約者の年齢と性別によって変わりますが、
損害保険には加入者の年齢や性別は関係ありません。

損害保険の中で生命保険とフィールドが被るのは傷害保険と医療保険だと思いますが、
生命保険が病気や怪我などで入院した場合や、死亡した場合に支払われる保険であるのに対し、
傷害保険の場合は、突発的なトラブルによる怪我に対して支払われる保険なので、病気は対象外となります。

最近では病気と怪我に備える医療保険が主流となっているようですが、傷害保険は契約者の怪我のみならず、
他人に怪我を負わせてしまった場合の賠償責任の補償も出来る上、通院も対象となっているため、
医療保険だけでは不十分のようです。しかも傷害保険の場合は持病があっても入れる保険なので、
契約しやすいのは確かなようです。

生命保険の場合は入院患者に対してのみ保険金が支払われる上、手術に対しては保険がありません。
さらに、通院保険も退院後の通院に特化しているため、怪我で入院はせずに通院のみというケースは、
対象外となりますが、傷害保険の場合は怪我による通院保険があります。

ですから、生命保険と、損害保険の傷害保険と医療保険は微妙に重なり合いながらもテリトリーが異なり、
競合しつつ共存していると言えるのです。
全てに加入する必要はありませんが、賢く選択してより幅広くフォローしたいものです。

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